八海事件のその後

1962年5月19日、最高裁（第二次）は審理を広島高等裁判所へ差し戻す決定を下しました。この結果、佐々木哲蔵を団長とする全国172名の弁護団が編成され、最終的にはその人数が300人に達しました。

その後、1965年8月30日には広島高裁（第三次）が第一次高裁と同様に、阿藤に対して死刑、Aに懲役15年、そしてBとCにはそれぞれ懲役12年という判決を言い渡しました。