熱中症と凍死ではどちらが多い?

熱中症と凍死ではどちらが多い?

続きを読む

熱中症と凍死の比較

厚生労働省が発表した「人口動態統計」によれば、2017年には熱中症による死亡者が635人に対し、「自然の過度の低温への曝露」によって引き起こされる低体温症による凍死の死者は1371人に達しました。これは熱中症による死者数の2倍以上に相当します。凍死は冬の山での遭難をイメージしがちですが、実際には多くが高齢者で、特に屋内での凍死は屋外での凍死の3倍以上にのぼることに驚かされます。