江戸時代、温州ミカンは人気があった?

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江戸時代の温州ミカンの人気

江戸時代の後期に入ると、温州みかんは「甘酸の絶妙なバランス」や「上品な無核の柑橘」として、徐々にその評価を高めていきました。紀州はこの流行に敏感に反応し、他の県に先んじて大規模な生産と栽培を始めます。そして、1881年(明治14年)には東京・神田の青果市場に出荷し、その味は多くの人々に好評を得ることとなりました。