長期服用による影響について

桂枝茯苓丸を長期的に服用することにより、重篤な副作用が現れる場合があります。具体的には、偽アルドステロン症（低カリウム血症）や腸間膜静脈硬化症が報告されています。

また、長期間服用している方において、尿量の減少や浮腫、繰り返しの下痢や便秘といった症状が見受けられた際は、服薬を直ちに中止し、内科専門医の診察を受けることが重要です。

桂枝茯苓丸は、体力が中等度以上の人に適した漢方薬であることも覚えておきましょう。