原宿に宮廷ホームが存在する理由

もともとこの地域には原宿変電所がありましたが、1925年に大正天皇が日光、沼津、葉山の御用邸へ静養に行く際の利便性を考慮して『宮廷ホーム』が設けられたのです。当時、体調を崩していた大正天皇は、東京駅からの移動が目立ってしまうことを避けるため、より目立たない形で乗降できる静かな原宿が選ばれました。