卵管の詰まりを解消する手段

卵管の閉塞を治療する方法として、卵管鏡下卵管形成術が存在します。この手術では、卵管鏡を使って卵管内にバルーンカテーテルを挿入し、狭窄が生じている箇所をバルーンで膨張させ、通路を広げて再開通を図ります。手術は、局所麻酔または全身麻酔のいずれかで実施されます。

術後の卵管通過性の回復率は約80%ですが、再び詰まるケースも多いとされています。また、手術後の妊娠率は約30%とされています。