日米和親条約の締結

嘉永6年（1853）6月、アメリカの東インド艦隊司令官であり、米国使節のマシュー・ペリーは、軍艦4隻を引き連れて大西洋を渡り、喜望峰を回った後、インド、中国、琉球を経て浦賀に到達し、開国を求める大統領の国書を幕府に手渡しました。その圧力に屈した幕府は、一時的にペリーを退去させ、翌年までの回答を延期することに決めました。