けだえとはどういう病気ですか?

けだえとはどういう病気ですか?

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けだえとは何か

江戸時代には、坑道で働く労働者が感染する病気として「気絶」(けだえ)が存在しました。この病は、鉱石を掘る際に発生する粉塵や、さざえ灯から出る油煙を吸い込むことで引き起こされる呼吸器系の疾患です。現在では「じん肺」として知られています。

気絶に苦しむことで、「せきをせき、煤のごときものを吐き」最終的には命を落とす、非常に恐ろしい病気でした。