お宮参りにおける赤ちゃんを抱く役割

昔ながらの伝統に従って、お宮参りで赤ちゃんを抱くのは父方の祖母、つまり義母が担うことが一般的でした。過去には、出産に伴う出血を「穢れ（けがれ）」と見なす考え方があり、出産後間もない母親が参拝を控えるべきだと考えられていました。そのため、父親と父方の祖父母が神社に参拝し、義母が赤ちゃんを抱くという慣習が根づいていたのです。