「ナンバ」の語源について

右手と右足、左手と左足が同時に動く様子を「ナンバ」と呼びます。この「ナンバ」の語源にはいくつかの説があります。一つは、「骨と筋肉の違いから、筋肉の不調を治療する医師が大阪の難波にいたことに由来する」という説です。また、別の説として「南蛮人、つまり外国人の動きに由来する」という見解も存在しています（『演劇百科大事典4』平凡社7703/1/4）。しかし、これらの説のどれが正確かは定かではありません。